「ハイパーヨーヨー」という名前を聞いた事がある人は多いと思います。
ヨーヨーの流行は今まで三期あり、第一期は1997年、第二期は2003年、そして第三期が2010年。
ヨーヨーが流行るきっかけを作るのがバンダイから発売されるハイパーヨーヨー。
僕は2010年の第三次ハイパーヨーヨーブームの時にヨーヨーを始めました。
自分がヨーヨーを始めた直接のきっかけはハイパーヨーヨーではなく、すでにヨーヨーの世界で活躍していた選手のヨーヨー世界大会の動画をYouTubeで見て。
城戸慎也(キド シンヤ) 2009年 ヨーヨー世界大会 1A部門 優勝
ヨーヨーというのは「ブランコ」や「犬の散歩」などの子供がやるようなものというイメージがあったので、この動画をたまたま見た時は衝撃を受けました。
「ヨーヨーはこんなに格好いいのか!」と。
それから城戸さんの情報を集め競技ヨーヨーの存在を知り、第三次ハイパーヨーヨーブームも重なってヨーヨーにのめり込むようになりました。
ヨーヨーのプレイスタイルは一人一人個性があって同じトリック(技)でも違って見えます。
城戸慎也さんのプレイスタイルはスピード系で、技と技を繋げるコンボの上手さもさることながら、彼の一番の特徴は「魅せる」プレイをすること。
難しいトリックをして驚かせるプレイが出来る人は多いですが、城戸慎也さんは更にその中でもヨーヨーを知っている人にも知らない人にも、見ていて楽しませる事が出来る数少ない人だと思います。
ここで僕のお気に入りの城戸慎也さんの動画を紹介。
ここからは他のお気に入り選手・パフォーマーを一部紹介します。
岡田一輝 オカダ カズキ Kazuki Okada
高田 柊 タカダ シュウ Shu Takada
石原弘康 イシハラ ヒロヤス Hiroyasu Ishihara
大会出場する選手はシグネチャーモデルを使用している事が多いのですが、大体1万円~4万円ぐらいで発売しているので趣味の世界で考えると比較的お手頃。
ギターのシグネチャーだと最低10万円、大体は30万円前後する事が多いので手の取りやすさは分かると思います。
ヨーヨーの悪い所というか弱点は、スキルトイ(技術を必要とする遊び)なので人を選ぶところ。
出来る人は出来る、出来ない人は出来ないと、明確に得手不得手が分かれてしまうので流行ってもすぐに終わってしまう。
これはスキルトイ全般にいえる宿命。
僕も2010年から始めて5年ぐらいヨーヨーをやっていましたが、仕事の忙しさや環境の変化により心が離れ、所有していたヨーヨーはほぼすべて手放しました。
その中で唯一、今も持っているヨーヨーが城戸慎也さんのシグネチャーモデル「クラウン」
画像のクラウンは2013年に発売された最初のモデル。
クラウンはその後もマイナーチェンジやアップデートを重ね、2022年現在も主力の製品となっています。
ヨーヨーをやめる時に15個ぐらいあったヨーヨーは譲ったり売ったりしましたが城戸慎也さんに憧れてヨーヨーを始めたこともあり、このクラウンだけは手放さずにいました。
そしてここ最近やっと仕事や環境も落ち着き、時間にも余裕が出てきたのでまたヨーヨーを始めようと思いクラウンを引っ張り出して今少しずつ練習をしています。
当時は競技ヨーヨーでやっている複雑なトリックの教科書的なのは少なく、ヨーヨー界で有名なスピンギアやリワインドなどがトリック解説の動画やDVDを少しずつ出し始めているといった時代でした。
そんな中、おっくんこと、2004年ヨーヨー日本大会1A部門4位の大西真一朗さんが実践向けのトリック解説DVDを発売して話題になりました。
DVDの購入者特典として1年間分からない所を大西さんが教えてくれたりするオンラインサポートがついてくるなど、ヨーヨーの練習会にいけない人でもヨーヨーを学べる画期的なシステムを生み出した方でした。
ヨーヨーを覚えるのに大西さんのDVDに大変お世話になったので復帰するにあたり大西さんの活動状況を調べてみたのですが、yoyoeducationという大西さんが運営していたサイトは閉鎖、Twitterも2019年5月で更新が止まっており活動を停止しているようでした。
他のヨーヨーを販売しているお店やサイトは変わらず運営しているので、これから少しずつ情報を仕入れ復帰していきたいと思います。
今後はヨーヨーに関する記事も更新していきますので、ヨーヨーに興味がある人、ヨーヨーをやっている人どうぞよろしくお願いします!