今までは駐車場に車を停めて荷物を持ってサイトまで行くキャンプ場が多かったのですが、車も買ったことだし、荷物が増える冬キャンプはオートキャンプ場に行く機会が増えるだろうということで冬本番に入る前にオートキャンプ場を体験すべく今回は山梨県にあるウエストリバーオートキャンプ場に行って来ました。
初めてのオートキャンプ場としてウエストリバーオートキャンプ場を選んだのは、ソロキャンプランというソロキャンパーのための料金設定があったから。
ここはファミリーでキャンプをする人、ファミリーキャンパーが安心してキャンプが出来るキャンプ場をモットーとして運営していて、家族やソロなどの少人数でキャンプをする人を推奨しているようです。
なのでドンチャン騒ぎしたい学生などには不向きですので、そういった方は別なキャンプ場を探した方がいいでしょう。
自分としては静かにキャンプを楽しみたい人間なので、そういうルールを明確に運営しているキャンプ場は大変ありがたいです。
ということでさっそくオートリバーキャンプ場の一日をレポしていきます。
道中~ウエストリバーオートキャンプ場レポ
当日は朝5時に起床。
年取るごとに眠りが浅くなってくるという。
自分の家からウエストリバーオートキャンプ場までは車で高速だと1時間30分、一般道だと3時間ぐらい。
14時チェックインで特に急ぎでもないしドライブがてら一般道で行くことに。
現地まではひたすら国道20号を走っていく感じなので特に迷う事なく車を走らせる事ができました。
道中、富士山が見えて山梨に来たんだなあと実感。
この道の駅甲斐大和の営業時間は9時~18時。
8時30分ごろに立ち寄ったので開いてませんでした。
9時ぐらいにキャンプ場近くまで着いてしまったのですが、チェックインは14時。
キャンプ場のHPに記載されていた観光と周辺施設を参考に地元のイオン系列のスーパー「BIG」へ。
ここでお酒、食料を購入。
続いて農協系スーパー Aコープこま野白根店。
日曜日だったこともあり店内激混み。
少し覗いて退店。
総合交流ターミナル(ハッピーパーク)
市が運営している公共施設っぽい雰囲気なのに外のスピーカーからBGMとしておしゃれな洋楽がかかっていたのが印象的。
_人人人人人人人人人人人人_
> 若い女性もメロメロ! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ハッピーパークに南アルプス市商工会のご当地キャラクター「オエムシくん」コーナーが設けられていました。
気になったのでオエムシくんを少し調べてみました。
南アルプス市商工会所属の、ヌイグル王国から山梨県南アルプス市にやって来たオエムシ(御絵夢志)くん。
お絵描き虫だからオエムシくん。
本名は狸小路三六というらしい。
ちなみに狸小路三六で検索しても何もヒットせず。。
特技はお絵描きで、似顔絵も描いてくれるそうで、元ラガーマンでもあるらしい。。。
ゆるキャラ®グランプリ2018山梨県1位、全国33位という、なかなか知名度の高いキャラのよう。
気になる方はぜひハッピーパークへ。
さて、そんなこんなで時間を潰していい感じになったのでウエストリバーオートキャンプ場へ向かいます。
ウエストリバーオートキャンプ場の基本情報
名称 | ウエストリバーオートキャンプ場 |
住所 | 〒400-0233 山梨県南アルプス市須澤131 |
サイトタイプ | コテージ・バンガロー・ロッジ・ドッグランサイト・キャンプサイト |
ドッグランサイト広さ |
テントサイトA 150㎡ (駐車スペース含) 電源有(10A、100V) たきび用かまど無し ペット可 テントサイトF 140㎡(駐車スペース含) 電源なし たきび用かまど無し ペット可 テントサイトG 130㎡(駐車スペース含) 電源なし たきび用かまど無し ペット可 テントサイトH 170㎡(駐車スペース含) 電源なし たきび用かまど無し ペット可 |
キャンプサイト(AC電源付き) |
タイプB 100㎡(駐車スペース含) 電源有(10A、100V) たきび用かまど無し ペット不可 タイプC 80㎡(駐車スペース含) 電源有(10A、100V) たきび用かまど無し ペット不可 タイプC 70㎡(駐車スペース含) 電源有(10A、100V) たきび用かまど無し ペット不可 |
キャンプサイト(AC電源なし) |
タイプE 60㎡(駐車スペース含) 電源なし たきび用かまど無し ペット不可 タイプJ 110㎡(駐車スペース含) 電源なし たきび用かまど無し ペット不可 タイプW 100㎡(駐車スペース含) 電源なし たきび用かまど無し ペット不可 タイプS 50㎡(駐車スペース含) 電源なし たきび用かまど無し ペット不可 |
チェックイン・チェックアウト | チェックイン:午後2時~午後4時 チェックアウト:午前8時~午前11時 |
HP | http://www.westriver-camp.com/ |
ウエストリバーオートキャンプ場MAP
ウエストリバーオートキャンプ場は、川を挟んで右と左に施設があります。
チェックインは右下にある受付兼売店から。
受付の前にあるチェックイン専用の一時駐車場に車を停めてチェックインを行います。
2021年10月現在、コロナ対策で売店左側にある外のテラスでチェックインを行っていました。
手前の橋は徒歩専用で、画像の奥側にも橋があって左側にあるキャンプサイトに行くにはその奥の橋を車で通っていきます。
夜は街灯がないのでランタンや懐中電灯は必須、炊事場、トイレ、シャワー(冬季(12月~3月)営業休止)、コインランドリー(冬季(12月~3月)営業休止)などの夜に行くかもしれない場所は事前に上の地図で確認しておくか、明るいうちに現地で把握はしておいた方がいいです。
無いとは思いますが、お子さんを一人で歩かせることのないようにしてください。
それぐらい夜は暗いです。
キャンプサイト タイプE
チェックインではタブレットで説明動画を見るとスタッフの説明は省略になります。
必要事項に記入をし、署名をしたら専用のごみ袋と、自分のサイト番号や地図、ルールが記載されたファイルをもらえます。
専用ゴミ袋は1枚もらえますが、収まらない場合は有料で買う事も出来ます。
ちなみにゴミ捨ては時間が決まってますので、もらったファイルを確認しましょう。
ファイルはチェックアウト時に返却します。
今回自分が予約したのはタイプE。
当日行ったらE-1を指定されていました。
E-1は一番端のサイトで一段高いとこにありました。
広さは駐車場含めて60㎡で18坪ぐらい。
サイトの作りはL字型になっていて、車の後ろにもスペースがあります。
ソロキャンプ用のタイプSは50㎡(15坪)で、Eより少し安くてソロキャンの自分にうってつけなんですが、Eでも狭いというレビューがあったのでタープを張りたかった自分は念のためにEにしました。
料金は公式HPのソロキャンプランで一泊4,200円。
テントとタープを張ったらこんな感じ。
使用したテントはモンベルクロノスドーム2、タープはSoomloomヘキサタープ4.2mx4.1m。
思ったより広かったのでogawaのヴィガスなんかもいけると思います。
タープのガイロープは目いっぱい横に広くは張れないので若干狭めにペグ打つ感じに。
でも画像の感じに問題無く張れます。
ポリコットンのタープなのでポリエステルよりも焚き火に強いタイプで今回のキャンプが初おろし。
ポリコットンのタープは重さがあるので、それに合わせてSKIELDのタープポール直径32mm、総長120-280cmの2本セットも購入。
Soomloomヘキサタープは7,980円、タープポールは5,800円でした。
32㎜の太さは安定感抜群。
この日は少し風が強かったですが重いタープにも関わらずびくともしませんでした。
太さは正義。
ここの川ではフライフィッシング、ルアーフィッシングが出来ます。
ニジマスやイワナなんかが釣れるみたいです。こどもにも優しい魚のつかみ取りも出来るようです。
さすがファミリー向けキャンプ場。
炊事場。
お湯が出る水道もあります。
適度なお湯の温度で心地良い。
鉄板などの専用洗い場もあります。
炊事場の裏にはトイレが。表から見えないようにしている所に優しさが見られます。
トイレは土足禁止。
謎の手振れ。
綺麗なトイレ。キャンプ場のトイレ=公衆便所並という認識を覆す。
灰捨て場も完備。子供が入れないような造りになっています。
さすがファミリーに優しいキャンプ場。
この橋がサイトと売店やシャワー室などに行き来する橋。
8人までの人数制限あり。
橋から見た景色。
良い景色で荒んだ心が癒されるよう。
本日のご飯&焚き火
時間は16時15分。
外気温は10.5℃。
川が近いのと風が吹いているせいか、くそ寒いので上着はフリースを羽織っています。
今から料理開始。
暗くなる前に料理をするのが三神スタイル。
料理開始。
の前にまず一杯。
ほろよい白いサワー。
カルピステイストで甘めなお酒。
自分はビールやワイン、焼酎は飲めません。
基本的にはサワー、カクテル、梅酒、ゆず酒といった甘いお酒しか飲めないタイプ。
コーヒーも苦くて苦手。
おっさんだけどお子様舌の持ち主。
さて、まずは豚肉を炒めます。
使用しているクッカーはコールマン パッカウェイクッカーセット。
ソロキャン用には大きいですが、使い勝手が良くて好きです。
あまり小さいのだと材料こぼしたり、調理不良になったりするので持ち運びはし辛いけど大きめなのを使っています。
豚肉を炒めながら2本目。
ほろよいハピクルサワー。
ビックルみたいな味がして良き。
すでにカットされて売られている豚汁用の具材を投入。
家から持ってきた本だしを投入。
ハピクルサワーを飲みながらしばし煮込む。
現地のスーパーBIGで買った田舎みそ。
こういうキャップ付いているタイプのみそはキャンプに最適。
みそを入れたら豆腐を投入。
豚汁が出来上がりました。
いったん焚き火の準備。
薪は売店で針葉樹、広葉樹ミックスで800円で売っていました。
薪は基本的に貢献の意味を込めてキャンプ場で購入するようにしています。
まだまだへたくそなフェザースティック。
こちらもBIGで購入したまるまつの餃子。
自分の地元には売ってないやつ。
初めて見たので購入。
餃子焼いている間に3本目。
スミノフアイス。
スミノフアイスはレモンテイストな甘めなお酒。
ビールと同じぐらいの度数ですが、アルコール臭も薄くジュース感覚でグビグビいってしまうので、これを女子に薦める男は信用してはいけません。
とか言ってる間に餃子が焼けました。
いい焼き具合。
豚汁もいい感じ。
今日のメニューは豚汁と餃子でした。
いい感じの暗さになってきたので焚き火開始。
使用している焚き火台はTokyoCampの焚火台。
Amazonで定価5,980円のをセールで4,980円だったので購入しました。
組み立て簡単で丈夫、専用の焼き網などのオプションパーツも販売されているので初めての焚き火台にはおすすめの製品。
ご飯食べたあとはシャワーへ。
露天風呂もあるようですが、現在はコロナ感染対策で休止中。
道中は街灯が無いので真っ暗。
自分が持っているライトの明かりが頼りです。
入口入って左側にパウダールーム。
レンタルモバイルバッテリーはここにあります。
充電が無くなったときに便利ですね。
ここがシャワー室。
中に入ると脱衣所とシャワーがあります。
中の写真撮り忘れたのですが、200円入れると3分間お湯が出る仕様になっています。
100円玉のみ使えるので、シャワー使いたい人は事前に受付がやってる時間帯に100円玉に両替してもらいましょう。
まだサワーもゆず酒もあったのにシャワー入った後は5時から起きていたせいもあってか、20時ぐらいには就寝していました。
自分は気になりませんでしたが、川が目の前でゴーゴー川の音がするので静かじゃないと眠れない人は耳栓を持ってきた方がいいと思います。
二日目
朝は6時起床。
気温は7.1℃。
マットが合わないのか枕が合わないのか、キャンプをするとあまり熟睡出来ないのは今回も同じ。
なんとかせねば。
朝ご飯はこんな感じ。
白米とウインナーと昨日の残りの豚汁。
いつもはアルファ米だけど今回はクッカーで初炊飯。
ご飯の炊き方のレシピはご飯の炊き方を検索しててたまたま見つけた、まるななブログさんの【キャンプ】どんな鍋でも失敗しないご飯の炊き方講座『ユニフレーム ライスクッカーミニDX』を参考にさせていただきました。
参考にというか、むしろパクッていますが覚書として以下に記します。
この日のお米は無洗米を使用。
米1合(180ml)に対して水200ml
- 米を30分以上浸す
- 強火で3分火にかける
- 弱火にする(1合5分、2合7分)
- 火を止め10分蒸らす
ポイントとして、この日は16時間ぐらい放置していたので、30分以上であれば一晩置いておいても問題ありません。
真夏日とかだと腐ってしまうので、クーラーボックスに保管しておいた方がいいですね。
➁は強火で沸騰したら3分経たなくても問題ないです。
➃は寒い日はタオルや保温袋で蒸らした方が良さそうです。
炊く時は必ずフタをする。
フタが無ければアルミホイルをフタ代わりにするといいです。
自分もこの日はフタを忘れたのでアルミホイルを使用しました。
本当にこれだけでおいしいご飯が出来たのでびっくりしました。
クッカーでご飯炊くの難しいと思ってやるのをためらっている人はぜひ試してください。
人生変わりますよ!
ちなみにご飯を炊いたのに使ったクッカーはコールマン パックアウェイ ソロクッカーセット3,980円。
1合炊くのにちょうどいいサイズでした。
最後に
ウエストリバーオートキャンプ場は高規格といわれる施設が整っているキャンプ場の中でも頭一つ抜けている印象を受けました。
丁寧な接客、整備されたサイト、お湯の出る炊事場、暖房便座付きのウォシュレット、シャワー、コインランドリー、充実の売店…
ルールもしっかりしていて、家族、特に子供が安心して利用出来るキャンプ場だと思います。
いたるところの口コミで高評価なのも納得でした。
初めてのキャンプ、小さい子供がいる家族、キャンプはしたいけど汚いとこは嫌という人はおすすめです。
ちなみに2021年10月現在、auの電波は圏外ではないですが電波は1つしかありません。
auのホームページには電波の届くキャンプ場にウエストリバーオートキャンプ場が掲載されています。
嘘では無いですが、快適には程遠いのでauには頑張っていただきたい。
自分はある程度の不自由さがある方が性に合っているので、ここは家族が出来たらまた行こうと思います。
家族が出来たら(遠い目)
ということでウエストリバーオートキャンプ場でソロキャンしてきた話でした!
Googleマップ