キャンプ時の貴重品の管理ってどうしていますか?
家族や友達がいればテントに置いて見張っていてもらえますが、自分は基本的にソロで活動しているのでトイレ行ったり、薪を買いに行ったりとテントから離れる時は必ず貴重品は持ち歩いています。
財布と鍵は小さいショルダーバッグに、パンツのポケットにはスマホ、iPadやモバイルバッテリーはまた別のバッグに入れて管理していますが、少し移動するたびに荷物を持ち歩くというのは意外とストレス…
自分は出来れば手ぶらで行動したいタイプなんですが、テントに置きっぱなしにするのは盗難のリスクが高いのでこれらの荷物をすべて収納出来てなおかつ両手がふさがないような商品は無いかと調べてみるとこんなものが。
それがgrnoutdoor(ジーアールエヌアウトドア)TEBURA VEST21(テブラベスト21)
こういったベストのカテゴリーはキャンプベストとよばれているもので、テブラベスト21以外にもアウトドアメーカー各社がさまざまなキャンプベストを販売しています。
テブラベスト21を購入する前に調べていて気になった物をいくつかピックアップ。
snowpeak TAKIBI Vest スノーピーク タキビベスト
スノーピークは新潟県三条市に本社がある日本のアウトドアブランド。
製品は総じてめっちゃ高いけどオシャレ系キャンパーが行きつくブランドがスノーピークといわれるほど、ブランディングに成功している会社。
このタキビベストもめっちゃ高い。
定価37,400円(税込)
貧乏リーマンの自分が買えるスノーピーク製品はせいぜいマグカップぐらい。
これは値段の面で候補にならず。
グリップスワニー ファイヤープルーフ エプロン ベスト
グリップスワニーは1848年に採掘者向けグローブからスタートしたアメリカの会社。
1985年に国内生産が開始されグローブ以外にも、焚き火に強いパンツ、ジャケットなどアウトドアに特化した製品を発売しています。
グリップスワニーはデザインも良く、価格も手ごろなので僕もキャンプ用のパンツを所持しています。
定価15,180円(税込)
独自の難燃素材を使用していてエプロンにもなるこのベストも悪くなかったのですが、前にジッパーがあるタイプが良かったので今回は保留。
AS2OV (アッソブ) SHRINK NYLON CAMP VEST
アッソブは日本のブランド。
意識高い系の若者が身に付けている事が多いバッグブランド「master-piece マスターピース」のディレクター・デザイナーだった人が立ち上げた。
アッソブのリュックは若干ミリタリー感っぽいのでそういうのが好きな人は琴線に触れるかも知れない。
センターについているレザーベルトが自分的には微妙だったのと、どことなく作業着感を醸し出している気がするので今回は見送る事に。
定価19,800円(税込)
grnoutdoor(ジーアールエヌアウトドア)TEBURA VEST21(テブラベスト21)レビュー
さて、そんな感じで色々悩んだ結果grn outdoorのTEBURA VEST21を購入することになりました。
grn outdoorは日本発のアウトドアブランド。
元々古着屋からスタートした会社なので全体的にファッション性の高い作りになっています。
遊び心のあるコンセプトでニヤッとさせてくれる商品も数多くあります。
それではジーアールエヌのテブラベスト21を購入したのでレビューしていきます。
テブラベストの価格は16,500円(税込)
キャンプベストはニッチな製品なので全体的に価格は高め。
機能面だけを追求するなら10,000円以下もあるんですけどね。
テブラベスト21のPV。
両胸についているポケットに両手を入れているのは手ブラを表しているから。
手ぶらと手ブラをかけているわけですね。
自分が今まで調べてきた中で一番作業着感やダサいベスト感が無くおしゃれなデザイン。
発売されているカラーはブラック、ベージュ、オリーブ。
今回はオリーブを購入しました。
ポケットの数も総勢21個と必要充分な数があります。
後ろには350mlの缶が3本収納出来ると謳(うた)われています。
https://grn-outdoor.com/より画像引用
が、こんなとこに飲み物入れていたらぬるくなったり炭酸が噴き出しそうなので自分は缶を入れて持ち歩く機会はなさそうです。
内側の両ポケットはA4サイズのものが入るので、10.2インチのiPadも余裕で入ります。
このベストを購入した決め手はこのiPadが入るからといっても過言ではありません。
テブラベスト21に入れている荷物は以下の通り。
〇財布
〇カギ
〇ライター
〇火吹き棒
〇ワセリン
〇ナイフ
〇マスクケース
〇ポケットティッシュ
〇モバイルバッテリー&充電ケーブル
〇iPhoneSE2
〇AirPods
〇iPad
これだけ入れてもまだまだ余裕がありますが、たくさん入れても肩が凝ってしまうのでそこそこにしといた方が良さそう。
生地は60/40(ロクヨン)クロスを採用していて、テフロン樹脂で撥水性や防汚性を強化しているとのこと。
ロクヨンクロスという聞き慣れない単語が出てきたのでなんだろうと調べたところ、コットン60%、ナイロン40%を組み合わせた生地のことで、1960年代にアウトドアブランドのシエラデザインズが開発しました。
湿気を吸うとコットンが膨張して水分の侵入を防ぎ、かつコットンより通気性がよくてナイロンよりも磨耗に強いのが特徴。
また、今でさえ高機能な製品がありますが、コットンが60%使われているので、こなれ感や味が出やすいのがロクヨンクロスの特徴でもあるとのこと。
ボロボロになったら捨てる、機能が低下したら捨てるでは無く、経年劣化を楽しむというのがバックボーンにあるからこれを購入したのかもしれません。
この前これをつけてソロキャンプに行きましたが、トイレや買い物に行くときの手荷物がこれ1つになり、手ぶらで行動することが出来てマジで便利になりました。
手ぶらで行動したい人はキャンプベストを検討してみてはいかがでしょうか!