昔から虫と名のつくものが苦手だったりします。
本当に虫が苦手で、子供のヒーローであるカブトムシも子供の頃から触る事が出来ませんでした。
自分が小学生の頃は、昆虫採集が夏休みの宿題として必須では無かった時代でしたので本当にありがたかったです。
そこらの虫をつかまえて溶剤を注入して飾って自慢し合うとかマジサイコパス。
友達に連れられて渋々山にカブトムシを取りに行った事がありますが、道中頭だけのカブトムシを発見したのは今でもトラウマです。
ゴキブリはおろか蚊を仕留めるのもためらうぐらいの超虫嫌い。
夏のキャンプは虫ざんまいと考えるとちょっとやそっとの装備では耐えきれないと思い、どうしようか悩んでいたところ、ふと田舎のおじいちゃんが使っていた虫よけを思い出しました。
それがこの商品。
富士錦 パワー森林香(赤色) 30巻入り+携帯防虫器セット
株式会社児玉兄弟商会は和歌山県に本社がある、大正9年創業の老舗蚊取り線香製造会社です。
ちなみに「金鳥の夏、日本の夏」のフレーズでおなじみ、キンチョー、KINCHO、金鳥の商標名で有名な大日本除虫菊株式会社は、明治23年に棒状の蚊取り線香を発売した超老舗の会社です。
さて、このパワー森林香。
この製品は蚊取り線香ではなく虫よけ線香になるので、公式に発表されている適用害虫はユスリカ・チョウバエ・アブですが、実際は蚊やブヨにも効果があるので実質、現状最強の虫よけ線香だと思います。
匂いはみんな知っている蚊取り線香よりは若干癖のあるにおいがしますが、この製品は屋外専用なのでそこまで気になるものではないです。
そういえば最近、蚊取り線香のつけかたを知らない子が増えてきているみたいですね。
まあ、昔ながらの蚊取り線香は火を使うし、電気式のアースノーマットのような製品が主流となってきているので知らなくても致し方なし。
そんなわけでちょうどいい機会ですので、これから蚊取り線香の取り出し方などをこれから説明していきたいと思います!
今回のパワー森林香と携帯防虫器のセットを購入すると、こんな感じで防虫器の中に森林香が入っています。
半透明なフタを外します。
蚊取り線香をつけたことない人はこの状態で火を点けがちですが、これは2つ1組になっているのでバラシていきます。
こんな感じで割らないように少しずつずらして外していきます。
これはこの森林香に限らず、他会社の蚊取り線香も同じ仕様になっています。
こんな感じで分けていきます。
1枚は使わないので元々のケースの中に収めていきます。
裏にして上部についているフックを外します。
2つ外します。
フタを開けるとギザギザのついた中身が現われます。
森林香の先端に火を点けます。
ギザギザで手を怪我しないようにと火傷しないように気をつけながら森林香をセットします。
ギザギザがついている理由は腰とかにこれをつけて作業しても中の森林香が動いたりしないようにするため。
固定の為にがっちりとした作りになっているわけですね。
ケースを元通りにセットしなおせば、この隙間から煙が出て虫を寄せ付けなくします。
よく考えられてますね!
このパワー森林香の存在を知らなかった人は効き目のすごさにびっくりすると思いますので、自分と同じ虫が苦手な人や、虫に悩まされている人におすすめです!