ダイエッターの自分は基本的にメインの米は白米よりも玄米を好んで食べています。
玄米は完全栄養食といわれ、白米よりもビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいて、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できるといわれています。
白米よりも低糖質だからダイエットにいいとか、血糖値の上がりが緩やかだから太りにくいとかいわれていますが、実際は白米と玄米の糖質、血糖値の上昇率の違いというのはそんなに違いはないです。
玄米は食物繊維が豊富で歯ごたえもあるのでよく噛むようになり、満福中枢が刺激され自然と食事量が抑えられるので肥満防止に繋がりやすいといったところが玄米の効果といった方が正しいです。
いまだに玄米食べれば痩せるという風潮があったりするので、それを知らずにガバガバ食べると痩せる事はおろかより太ってしまうので気を付けてください。
とはいえ、うまく玄米を取り入れればダイエットになるのには違いないのでキャンプでもおいしい玄米ご飯を食べたいと思うのが全国にいるダイエッターキャンパーの願いではないでしょうか。
クッカーで玄米ご飯の炊き方を検索してもあんまり情報が出てこないので「なら自分でレシピを作ってしまおう!」ということで、覚書がてら以下にレシピを記します。
このレシピのポイントは簡単な計測で手間なく作れるをモットーに考えました。
クッカーで玄米ご飯を炊こう!簡単レシピ
- 1合180CC計量カップ擦切り一杯、水300ml
- 夏は4時間、冬は8時間浸す
- 沸騰するまで強火
- 沸騰したら弱火で23分
- 20分蒸らす
- できあがり
では実際にやってみましょう!
クッカーで玄米ご飯を炊こう!
まず用意するのはこの3つ。
今回の玄米はあきたこまちですが、品種はなんでもいいです。
米を研ぐのはめんどいので無洗米。
蓋つきの入れ物は岩崎工業のスクリュートップキーパー500ml浅型というやつ。
水が漏れにくいのでキャンプ行くときはこれに1合分の米と水入れて持っていってます。
Amazonで300円ぐらいで売ってました。
銀色のやつは1合分計れる軽量カップ。
100円ショップで購入しました。
玄米は摺り切り一杯180CC、水300mlです。
いろんな方のレシピを見ると玄米の1.何倍の水が必要~とか書いてありますが、よく分からないのでシンプルにしました。
レシピ本にそういう曖昧な数値を書くのは頭が弱い自分としてはやめてほしいなあと思います。
米いくつ!水いくつ!みたいなはっきりしているレシピ本が好きです。
玄米と水を浸漬(しんせき)させます。
浸漬っていうのは液体に浸すこと。
玄米は白米より水が浸透しにくいので、夏場は4時間ぐらい、冬場は8時間ぐらい放置します。
この浸漬させる時間がポイントになってきて、あんまり短いと芯が残る炊きあがりになります。
理想は一晩放置がいいと思います。
夜に漬けて朝に炊くみたいなイメージ。
漬けたらクッカーにぶち込みます。
今回使用したクッカーはコールマン パックアウェイ ソロクッカーセットの深い方。
定価3,980円。
フタをします。
フタはクッカーに合えばなんでもいいです。
コールマン パックアウェイ ソロクッカーセットの浅い方を使えばいいのですが、壊れてしまったのでアルミホイルの上にベルモントのチタンシェラカップリッドをフタ代わりにしました。
Amazonで1,500円ぐらいで購入。
いろんなマグやシェラカップのフタになって意外と便利。
シングルバーナーにセットします。
愛用しているのはソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310 キャンプストーブというやつ。
Amazonで8,140円。
ウインドマスターの名のごとく、風に強いので屋外での調理に便利なやつ。
まずは強火で沸騰させます。
こんな感じでぐつぐつ煮立ったらOK。
この時はフタを開けて確認しても問題ないです。
沸騰したら弱火で23分。
弱火は底に火があたらないぐらいといわれてます。
外だと明るさで火が見えにくかったりするので、事前に弱火はどのくらいかを確認しておくといいと思います。
が、そこまで神経質にならなくていいかと。
中火以下であれば問題ないです。
23分経ったら蒸らしに入ります。
野ざらしだと冷めてしまうので、100均で買った保温バッグに入れて蒸らします。
自分的にはこの蒸らしが結構重要だと思っていて、あまり短い時間だとべちょる気がします。
20分ぐらい蒸らすのでその間に料理作るといいかもです。
出来上がりがこんな感じ。
うまく炊けました。
気温や状況によって20分の炊き時間を+1~2分増やしても問題ないです。
自分の好みに応じて試してみてだくさい。
今のところ玄米の炊き方はこれがベストだと思っていますが、今回紹介した以上に簡単で美味しい作り方を発見したら紹介しますね!